先日、平塚市美術館に足を運びました。
「スタジオクーカのパッパラパラダイス2021-これがとってもとくいです-」がどうしても見たかったから。
スタジオクーカ(studio COOCA)は、公式ホームページによると「様々なハンディキャップを持った人が、その人の好きなこと・得意なことで活躍する、仕事することを目指して活動する、株式会社愉快が運営する福祉施設」で、絵画・創作・オリジナルグッズ製造・展示販売やパフォーマンス、ライセンス提供等を行っています。
以前からハンディキャップを持った方による芸術的な作品に関心を持っていますが、ここのところ随分、そんな作品を集めた美術展が多いのは、パラリンピックの開催が影響しているのかも。
作品もとても素晴らしいものでした。
とても自由で、型にはまらない作品群
まんなかのジンベエザメかな、これ大好き。
ちぎった雑誌を箱に詰めた、こんな作品もあります。
なかなかの現代アートです。
では、この作品。額を良く見てみてください。
なんとダンボールを着色したものなんです。
これもそうです
これは、着色もしていないダンボールです。
見せ方、展示の仕方もとても素敵です。
作家本人だけでなく、スタジオクーカという組織そのものの、芸術性の高さを感じます。
制作スペースを再現したコーナーや、立体造形などもあります。
制作風景や、劇団、バンドなどの動画も展示されていました。
動画はなんと、別のフロアでまとめて視聴することも出来ました(合計1時間ほどのボリュームです)。写真は人形劇の一場面です。
見応えのある展示でした。
興味が湧いたので、物販などがあるというスタジオクーカさんへも足を運んでみました。
残念ながら、美術展開催中は、ここで物販は行っておらず、かわりにカフェを紹介して頂きました。
平塚駅の近くで、カフェまで運営しているとはすごいですね。
こちらでも作品が展示されていて、グッズなど購入することも出来ました。
無料のおみくじを引くと、店長自作の札を頂くことも出来ました。
店長さん、ありがとう。
購入したグッズは現在、弊社店頭に展示してあります。
多くの方に関心を持って頂き、こんな活動がもっと一般的なものになるといいですね。
平塚市美術館のスタジオクーカ展、是非足を運んでみてください。
※どうしても行けない方は WEB美術展でお楽しみください。