【映画三行コメント】美しきセルジュ


この作品からヌーヴェル・ヴァーグが始まったと言われるクロード・シャブロル監督による一編。

都会から帰省した男(フランソワ)が、停滞した田舎に対して何か出来ることはないかなどと考えながら、主人公のセルジュを立ち直らせようと尽くす物語。

無邪気で、ものを知らないことを、美しいと言えた時代だったのだろうか。それとも当時すでにアンチテーゼだったのか。普通ならフランソワの役回りこそ主役。