先日東京ガーデンテラスにて開催された小松美羽さんの個展に足を運びました。
母校に程近い紀尾井町にこんな建物が出来ていたことにまずは驚きました。
入口に書かれた挨拶文には、彼女が抱える心のいびつさに加え、ヒトとしての異質さが感じられ、これは私にとってとても嬉しいことでした。
期待を裏切られない感じ。
今回の個展は、タイトル通りいつも以上に神獣にフォーカスされていた。
前回以上に力強い。
21の神獣というテーマを与えられたことで、創作に集中できたと言うことかもしれない。
念願のライブイベントを見ることが出来た。
整理券の入手は叶わず、別会場にてパブリックビューイングとなったものの好奇心は十分に満たされた。
神秘的なことを口にし中途半端なアートを生業としている方を見掛けることが多いけれど、彼女は違う。
彼女の場合は芸術家であり、かつ巫女(表現が適切かどうかはわからないけれど)、むしろ巫女である割合の方が多い様にさえ感じさせられる個展だった。