【Papers】トーマス・マン日記


昔から少しずつ買い集めていた「トーマス・マン日記」。

高価な本のため中古で探しながら集めていましたが、ようやくあと一冊でコンプリートという状態になったので、昨年末から読み始めています。

日々の日記自体は短いものなのですが、そこに出て来る彼の著作で読んだことの無いものがあると、並行して読む様にしているため、なかなか進みません。

学生の頃から彼の小説は全て読んでいたのですが、論文や手紙の類いはさすがに未読でした。

論文をひとつずつ手に入れるのも大変なので、結局、トーマス・マン全集まで購入することになりました。

全集は最近では人気が無いため、全巻で5000円程で購入することが出来ました。

 

 

そして今、丁度100年前の彼の日記を読んでいます。

100年前の彼は今の私より5才ほど若く、読みながら、なんだか不思議な気持になります。

第一次世界大戦が終わりを迎える頃のドイツで、デモクラシーが彼の目にどの様に映っていたのか、ゆっくり、じっくりと読んでいきたいと思います。