代官山で行われたTHIS IS NOT THISHEAT のライブに足を運んだ。
このバンド、知らない方にはちょっと説明しにくいのですが、昔「THISHEAT」として活動していたバンドの内2人が結成したバンドになります。
やっている曲はもちろん当時のもの。
バンド解散後、ドラマーのチャールズ・ヘイワード名義での来日ライブには足を運び、以降来日の度、出掛けているものの、このバンド名義での来日は無く、そもそも私がライブに行く様になるずっと前に解散してしまっていた。
メンバー2人だけとはいえ、貴重なライブなのです。
しかもチャールズ・ヘイワードは前回の来日をノロ・ウィルスの影響でキャンセルしていて、そこでは逆に灰野敬二さんとのすてきな出会いがあったものの、彼自身の姿を見るのは本当に久しぶりでした。
そしてライブは、今年最高!
当時これ程までにアバンギャルドな演奏を、このレベルで行っていたとしたら、まさに異世界。
チャールズ・ヘイワードのソロ作にも言える事ですが、一聴するとインプロビゼーションに思える様な演奏が緻密な計算の上で行われています。
これまでライブ盤で聴いていたレベルを遥かに凌いでいました。録音の限界すら感じさせられました。
生で聴く事が出来て本当に良かったです。
とはいえ、THIS IS NOT … ではありますが。
現場に行かないと、この凄さは分かりませんね。
次回も、そしてソロでも来日して欲しいところです。
あーー、良いライブでした。