【音楽図鑑】The Cheserasera “dry blues tour”   下北沢CLUB Que


最近よく邦楽のアーティストを聴いている。

それもかなり若い世代のミュージシャンたちを。

CDが売れなくなって久しいという昨今、国内ではかえって多様な音楽を耳にしやすくなった様な気がする。

商業的には苦戦をしているようだけれど、よい音楽をやっていればきっといつか報われるだろう。

彼らもそんなバンドのひとつ。精一杯応援したいバンドだ。

最新作「dry blues」 は素晴らしいアルバムだ。

国内アーティストで、1アーティスト1アルバムという条件をつけたら、このアルバムは私の中で過去のトップ50に入る。

しかもこのアルバムを聴くことで、彼らの過去のアルバムをよりいっそう評価することができるようになる。

どうしてこのアルバムが売れないのだろう。にわかには信じがたいレベルの傑作だ。

 

 

この日のワンマンのライブも素晴らしいものだった。

ファーストフルアルバム「WHATEVER WILL BE、WILL BE」収録の 「No.8」!
以前から演奏されている曲のせいか、さすがに演奏がこなれている。
思わず声が出た。

 

「カサブランカの花束」では素晴らしいドラムを聴くことが出来た。日本人ドラマーを格好いいと思ったのは本当に久し振りのことだ。

 

 

バンドで武道館に連れて行くと語っていた昔の仲間のことを歌う「Blues Driver」。曲前のMCもなかなかに胸が熱くなった。

ああ、どうか、メンバーの皆様、私たちファンを武道館に連れて行って、なんて言葉が頭に浮かぶ。

 

 

私が足を運んでいるバンドの中でも、特に優しそうなファンの方が揃っている様に感じた。

聴き方も、歌をしっかり聴いて、曲間で拍手する感じ。

彼等の音楽性にぴったりの良いファンを掴んでいるなぁと感じた。

 

 

最後は360パノラマ画像での写真撮影。

私もしっかり写ることができた。

 

セットリスト

 

ファンの有姿の方によって作成されたオブジェ