以前のBLUES EXPLOSION 時代には、あまり彼の音楽を聴いていなかったのだが、30年ほど前のPUSSY GALORE時代には彼のファンだった。
PUSSY GALOREも後期(私が聴いていたのは前期)ではかなり聴きやすくなってきていて、次に組んだバンドJON SPENCER AND BLUES EXPLOSION(「JSBX」や「ジョンスペ」と呼ばれる)でいよいよ大ブレイク。
このバンドも結成当時は聴いていたのだが、徐々に私の嗜好とずれてしまい、しばらく聴かなくなってしまっていた。
しかし、リリースから数年経った「PLASTIC FUNG」を聴いて、熱が再び。
公式ホームページより
良いアルバムがリリースされたらライブに行こうと待っていた。
しかしなかなか、良いアルバムと来日が重ならない。
今回の「SPENCER SINGS THE HITS」のリリースと来日はまさに好機といえた。
ライブはオープニングアクトがあった関係もあり、本人が器材のセッティングをしていた。
ジャーンと登場するわけではないところも格好いい。
セッティング中の本人
ライブも最高だった。
オールドロックが嫌いな私にとって、魂を揺さ振る彼のロックは、まさにニュースタンダード。
ださくないヘヴィネス!
大ブレイクした頃の楽曲でやけに盛りあがっていたので、ニューアルバムの曲も皆さんにもっと聴いて頂きたいなぁ!そんな心境も芽ばえたライブだった。