【映画三行コメント】ゴッドファーザー 1~3



 久しぶりにゴッドファーザーを試聴した。しかも4日間掛け続けて試聴。9時間以上もあり流石に長い。

PART1と2はかなりの回数観ているものの、3は多く見積もってもこれまで三回ほどしか観ていなかった。

いやぁ。やはり2のデ・ニーロ最高ですね。殺しのあと屋上を歩くシーン~祭りを抜けていくシーンまで絶品です。

3は、これまで「なんでこんな作品を作ったんだ!」「蛇足!」と思っていましたが、3作続けて観るとシリーズ全体としては意外と悪くありませんでした。

とはいえ3は、1と2の場面を思い出すからこそ感動できるという感じなので、3単体での良い評価は出来ません。
でも、それを言うと、前述のデ・ニーロ(ヴィトー:若かりし日のマーロン・ブランド役)の良さも、この人が将来1のマーロン・ブランドになるのかと、1を引きずっての評価とも言えるのかも。


コッポラ!なんで重要な役で娘を出すんだよ。


【ネタバレあり】


マフィア映画だから当たり前かもしれませんがアル・パチーノ演じるマイケルの描き方には、監督の「男にしかわからない世界がある」的なメッセージを強く感じました。
最後では、マフィアになんて理解を示せぬまま芸術家となった息子から歌をプレゼントされ涙を流し、もともと仲のよかった娘は結局マフィアに惚れていがみ合うことになり最後は流れ弾にあたって死んでしまう。あぁ。