なかなかの展示会でした。
開館記念の展覧会なんですね。
黒澤明没後20年か。
常設展もかなりよく出来ていて、これはずうっと常設なのか、時々展示替え出来るのか、それ程大きくは無い館の規模を考えたときには、なかなかの力作だ。
倍のスペースを取っても良いような気がする。
川端康成がシナリオに参加したという映画「狂った一頁」が5分ほど流れていたが、なかなか興味を惹かれた。それにしても、本編を見る方法があるのだろうか。
後半の企画展は、黒澤明のポスター展。
世界各国のポスターが展示されていて、黒澤明の凄さを改めて思い知らされる。
各国の一流作家によるポスターはそれだけでひとつの作品としての見ごたえがある。
この三枚だけ撮影許可あり。
こんな小道具や
こんなパネルの展示もあり。
ちなみにこのビル、別の階には映画の上映室や
世界各国の映画雑誌が読める図書館などもありました。
もう一度何度に眠った黒澤明コレクションを見なおそうかと感じさせてくれた展示会でした。